Chapter 02 永住性を高める基礎構造へのこだわり
[優れた耐震性・耐久性を実現。 安心のタワーを築く、鹿島建設の「HiRC工法」を採用。] 鹿島建設では40年程前から耐震性に優れ、風揺れの少ない鉄筋コンクリート造での超高層マンションの研究に取り組み、1974年、 日本初の「HiRC工法」を独自に開発しました。以来この工法を進化させ、現在ではコンクリート・鉄筋・継手等の高強度材料の特性を活かした鹿島建設独自の耐震設計システムにより、優れた耐震性・耐久性を実現。鹿島建設の超高層マンションでは、信 頼性の高い工法として最も多く採用されて います。〈グランド ミッド タワーズ 大宮〉でもこの「HiRC工法」を採用し、タワーライフの安全性を高めています。 [ロングライフを見据えた  「100年コンクリート」。] 100年というロングライフをめざし、日本建築学会建築工事標準仕様書(JASS5)に定められた計画供用期間の級として「長期」※に相当する コンクリート強度を採用。コンクリートは一般の中高層マンションに通常使用される設計基準強度21N/mm2から30N/mm2に較べて最大で2倍以上に当たる60N/mm2を一部に使用。高い耐震性と耐久性を確保しています。60N/mm2とは、1m2あたり約6,000tの圧縮力に耐える強度を意味しています。また、鉄筋を被うコンクリートの厚み「かぶり厚さ」は住宅性能評価の劣化等級最高ランク「3」と評価される寸法以上を確保しました。更に予め厳しい管理下で製作される「プレキャストコンクリート」を用いて、品質と施工精度を高めました。
[安定力を高め、 強固な基礎をつくる「アースドリル工法」。] 地盤調査に基づいた支持地盤は地下約53m。そこへアースドリルを用いて掘削を行い、鉄筋を吊り入れコンクリートを打設する「アースドリル工法」を採用しました。杭の直径は約2m、先端部は直径を約3mに拡げた拡底杭とし、安定力をアップ。各タワー共61本、合計122本もの杭を 打ち込み支持力を強化しました。
					
					[安定した形の建物形状。地震時にもねじれの少ない「点対称」。]「グランミッドタワーズ 大宮」は建物一辺の長さ約47m、高さ約99mの縦横比(アスペクト比)が2対1。高さに対してしっかりとした土台で支えているので、地震時も安心です。また、建物は左右対称の正方形であり、柱は「点対称」に配されています。この、ねじれの少ない正方形の平面形状と安定の良い立面形状であるため地震に対して増幅がなく、安定した揺れとなります。
[更新性、遮音性を高める「二重床・二重天井」。 床材にはLL-40等級を採用。] コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設け、メンテナンス等に配慮した「二重床・二重天井」。階下への生活振動も伝わりにくく、更に床材にLL-40等級相当のものを採用することで全体として上下階の遮音性も高めました。
					
					[耐震性をアップする「溶接閉鎖型」の 帯筋・あばら筋] 高い強度を持つ、最大直径約41mmの高強度鉄筋を用い、特殊な継手で確実に結合します。更に柱や大梁には、主筋を束ねる帯筋及びあばら筋の継ぎ目を溶接した「溶接閉鎖型」を採用。建物の横揺れ、ねじれに強い耐震性を備えました。
[居住性能を高める、 軽量の外壁と戸境壁。] 外壁には耐久性・断熱性を備えた「ALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)パネル」※を、戸境壁には耐火性・遮音性に優れた「乾式壁」を採用しました。超高層ならではの躯体の軽量化を実現すると同時に、耐火・断熱・遮音等の居住性能の向上ができ、隣戸や上下階の生活音や振動にも配慮しました。
					
					[断熱効果に優れた複層ガラス。 共用廊下側のサッシには遮音性能T-2等級を採用。] 2枚のガラスの間に空気層を設けた「複層ガラス」は断熱効果に優れ、冷暖房効率も高め、結露の抑制にも効果的です。また、共用廊下側には遮音性能に優れたT-2等級※のサッシを採用し、音に配慮しました。
					
					[信頼につながる公正な評価  「住宅性能表示制度」。] 国土交通大臣指定の第三者機関「指定住宅性能評価機関」が品質・性能を客観的に評価する「住宅性能表示制度」を導入しました。安心してお住まいいただけるよう、公正な評価のもと「設計性能評価書」と「建設性能評価書」を取得しました。