



時代のニーズにあった「デベロッパーと建築家、デザイナーとの新しい関係」を探ることをテーマに開催されている三井住空間デザインコンペ。
「親と子が活き活きと暮らせる新しいプラン」をテーマに開催された第5回、応募作品788点の中から最優秀作品に輝いたのが「机ギャラリーのある住まい」です。
3LDKをベースに空間全体を自由に使うことができる可変性に富んだプランとなっており、個室にいるときも家族の気配を感られる、という新たなコミュニケーションの創出をめざしています。


倉本剛建築設計事務所 倉本剛
近年のプライバシーやセキュリティという名目による住戸や個室の閉鎖化、密室化はエスカレートし過ぎだと感じています。都市にプライベートな空間が浸透している現代において、住まいに求められるのは、個人のプライバシーよりはむしろ家族の関わり、コミュニケーョンなのではないでしょうか。閉鎖化、密室化を引き継ぐ分譲マンションの流れを少しでも変える、あるいは新たな流れをつくりだすことに貢献できれば嬉しいと思います。
●プロフィール:日本大学大学院終了後、早川邦彦建築研究室を経て独立