


マンション建設現場での体操風景
CGアニメーション©groovisions

千葉県柏市の柏の葉キャンパスエリアは、「環境・健康・創造・交流のまちづくり」をコンセプトとするキャンパスタウン構想を掲げ、公民学の連携で開発が進められています。このまちでは現代アーティストの提案を主軸としたイベントや活動が行われ、駅前にあるUDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)を中心に、新しいコミュニケーションデザインが実践されています。はっぱっぱ体操はこのひとつとして「大学との連携」「健康的な活動」「地域交流としてのアート活動」を主眼に置き開発されました。

運動科学の権威である小林寛道氏(東京大学名誉教授)が監修。普段はあまり使用されない、体の内部深くの筋肉を年齢に関わらず鍛えることができるように開発されています。これらの筋肉を動かすことで、日常生活と異なる神経が刺激され、脳が活性化することで、体と脳の両面から“自分の体を自由に動かす力”を向上させます。

ダンサー・振付家として活躍する斉藤美音子氏の振り付けにより、最先端の運動科学理論を楽しく実践できる体操に仕上げました。また、音楽は、プロデューサーとしてグラミー賞受賞歴もある現代ミュージシャンのジム・オルーク氏が作成。体操が様々な人に広がっていく様子を描いたCG映像はデザイングループ「グルーヴィジョンズ」が担当。体を動かす楽しみを追求しながら、音楽・デザインにもこだわったアートプロジェクトとなっています。

地元の大学による開発のほか、はっぱっぱ体操の普及には、多くの地元の方の協力があります。商工会議所専属のチアリーダーが市民にデモンストレーションを実演したり、小学校の授業の一環にこの体操が採用されるなど、地域で広がりを見せはじめています。市民インストラクターの育成や、コンテストの開催などにより、市民同士が体操文化を育て、広げていくシステムを作り、地域コミュニティを活性させます。