デザイン
外観完成予想CG
建物基壇部の高さを町家に倣い2層目までで統一。デザインコードとして間口ごとに分節し、構えの連なるファサードとすることで、アイレベルでの町並みを形成。静かなる賑わいの創出を図ります。
概念図
町家の立面構成として、縦格子窓やサインとしての暖簾や提灯、素材としてみられる瓦屋根・木・左官壁などのテイストをデザインモチーフとして積極的に採用します。
外観完成予想CG
「伊勢参宮略図井東部大伝馬街繁栄之図」
出典:国立国会図書館HPより
江戸の町人文化の「活気」を表すために暖かみのある色彩を多用し、職人街でもあった名残を瓦タイルやアルミ鋳物などの「手仕事感」のある素材で表現。これら色彩・素材感と、縦マリオンの連続や雁行した建物形状とを組み合わせた外観デザインは、ダイナミックかつ端正な表情を街に映し出します。
エントランス完成予想CG
エントランス空間は、江戸の街並みの風情と、ギャラリーが多い現代の日本橋の芸術性を融合させたデザインに。エントランスへと続く小径のようなアプローチには和紙を重ね合わせた光壁の演出を施し、和のアーティスティックなテイストで迎えの場をかたちにしています。
エントランスホール完成予想CG
エントランスホールからエレベーターホールへと向かう空間は、落ち着いた雰囲気を醸し出す内廊下を採用。随所に設けられたスリットからの木漏れ日と相まって、住まう方々を優しくエスコートします。
内廊下完成予想CG