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光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所 光井氏

PICK UP!! TOPICS

外観・屋内共用空間デザイン監修
光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所 担当者インタビュー Vol.1

新たな都心のライフスタイルを発信するパークタワー晴海。そのユニークな存在を支える、独創的な外観や屋内共用空間「イマジネーションテラス」のデザインを担当したのは、多くのタワーレジデンスを手掛けてきた光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所だ。代表である光井純氏とデザイナーのスラズ・プロダン氏にその想いを聞いた。

外観デザインに込めた想い

都心ベイエリアをリードする新しいランドマークを目指し、機動力を持って出航する大きな帆船をイメージ。

パークタワー晴海の外観デザインは、3つの前提条件を大切にしながら構築していきました。ひとつは都心でありながらアイランド性を持つ晴海の立地条件、もうひとつはやがてオリンピック / パラリンピックが開催されるこの地域の将来性、さらにオリエンタルランドが手掛けているイマジネーションランドと名付けた広大な庭園を足元に所有すること。これらの条件から、ここだけにしかない素晴らしいものをつくりたいという想いでこの計画をスタートさせました。

※1 完成予想CG

まずこれらの立地条件から、この都心のベイエリアを代表する新しいランドマークをという想いがありました。隅田川まわりの開発エリアを鑑みると、たとえば晴海の客船ターミナル、大川端、豊洲や新豊洲など、それぞれの時代を代表するランドマーク的な建築物がすでにたくさんあります。本プロジェクトこそ、歴代の建築物を超え、新時代を告げるランドマーク性を担っていくものにしたいと考えました。特にそれぞれの対岸にそびえる「アーバンドック パークシティ豊洲」と「スカイズ タワー&ガーデン」に対して、このエリアのゲート性を高める存在にしたかったのです。また、既に現地の隣に2つのタワーがあることから、本プロジェクトは3棟の先端でありアンカーのようなランドマーク性を明確に創る必要があります。そこで、私たちがデザインの根底としたのは、海に向いていく新しい地に向かって出航する大きな帆船(はんせん)のような位置づけです。

アーバンドックパークシティ豊洲(分譲済)
※三井不動産レジデンシャル分譲物件

スカイズ タワー&ガーデン(分譲済)
※三井不動産レジデンシャル分譲物件

大きな帆船に込めた意味

2棟のまとまりあるタワーを牽引していく存在。新たな都心のライフスタイルの最先鋭となる外観デザイン。

海が近い立地、また隣の2つのタワーとのまとまりを大きな船に喩えています。そしてその大きな船をひっぱっていく、機動力のある存在がパークタワー晴海なのだという意味です。大きな帆が心地よく風に舞いあがり、やわらかく風を切りながら進んでいくイメージです。そのためには、海側や都心側どこから見ても、斜めからも真横から見ても、どこからも分かりやすい視認性が必要になります。頂部のデザインは、3棟全体が描く風景(大きな船)のトップであることを宣言するデザインでもあると考えています。また船は、未来へ躍進する近未来的なイメージも象徴します。これからの晴海の発展や足元のイマジネーションランドの個性的な存在も鑑みれば、ここに住まう人のライフスタイルもこれまでの都心のそれとは違ってきます。つまりこの場にしかない、新しい外観デザインなんです。

外観デザインの特長

4つのセールに分節した大きな帆船は、太陽の色彩を持っている。

フォルムについては、帆船というイメージを表現するため、バルコニーはRの形状として、それが幾重にも重なるようにしています。下から見上げれば、帆(セール)の間を風が抜けていくようなやわらかいRの形が見えます。また威圧感を与えないように、巨大なフォルムを縦横に割り、全体を分節しているのも特長です。長辺方向は心棒のようにきりっとしたバルコニーの表情を見せて、重心をしっかり感じさせるデザインに。短辺方向も重心を持たせながら、カスケード(滝)状のデザインにより中心をずらし、やわらかな表情に。全体としては、大きさの違う4つの白いセールが見えてくるような分節を形成し、縦横に走るラインがセールを支えるマストとヤードに見立てているんです。

※2 完成予想CG

建物の頂部はスカイセールとして、帆が風を受けるイメージをデザインしています。海に面する方向は、まさに帆が舞いあがって行くイメージに見立て、帆の形が見えやすくなるように軽やかなリゾート性を演出しました。また反対側の都心方向は、水平ラインを強調したものとし、少しかしこまったフォーマルな表情を見せています。また、このタワーの色彩計画も特徴的です。建物の中心、縦方向に特別なデザインを施しています。私たちが茜色と呼んでいるカラーで、湾岸の朝焼けや夕日の自然の色をここに重ねていこうという想いを込めました。まさに太陽の色彩です。そこに水平方向に帆に向かって風が吹抜けていく様をイメージし、グレーの深い色を加えています。また低層部についても海側と都心側で色彩を分けて考えています。夜景も特徴的なものになります。頂部はフィンの色を照明で変えることで独自の表情を付けました。照明デザインを工夫することで、布のようなやわらかさをより感じることができます。まさに帆船の帆なんです。全体のフォルム、カスケード状のリズム、色彩、空を切り取るスカイライン…そういったものが合わさって、やわらかさと機動力を備えた、ランドマーク性の高い外観をデザインしました。

パークタワー晴海のシンボルカラーである茜色は、対岸に位置する「アーバンドック パークシティ豊洲」や「スカイズ タワー&ガーデン」と連続性のある景観にも貢献します。アーバンドック パークシティ豊洲も暖色系がメインカラーであり、スカイズ タワー&ガーデンは空の色を意識したカラーリングが特徴です。2つの対岸のランドマークとつながりを保ちながら、求心性に富む太陽の色彩を用いてこのエリアのゲート性をさらに高めています。またこの茜色については、コンピュータのシミュレーションやスケッチだけの検討ではなく、現地で何度も実際の色あいを確認した上での決定なんです。最終的には約1mの大型吹付けタイルを現地でいくつも並べて、実際の太陽の光の中でどう見えるか検証を重ね採用しました。

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  1. ※1完成予想CGは、現地から約790m離れた場所から撮影(2016年5月)した写真に、計画段階の図面をもとに描いた外観完成予想CGを合成しCG処理を施したもので、実際とは異なります。なお、外観形状の細部、設備機器等は表現していません。表現されている植栽は竣工から初期の育成段階を経た状態のものを想定して描いており、竣工時は植物の生育を見込んで必要な間隔をとって植えております。施工上の都合により設定位置・樹高・本数等変更される場合があります。
  2. ※2完成予想CGは、現地から約1,180m離れた場所から撮影(2016年5月)した写真に、計画段階の図面をもとに描いた外観完成予想CGを合成しCG処理を施したもので、実際とは異なります。なお、外観形状の細部、設備機器等は表現していません。表現されている植栽は竣工から初期の育成段階を経た状態のものを想定して描いており、竣工時は植物の生育を見込んで必要な間隔をとって植えております。施工上の都合により設定位置・樹高・本数等変更される場合があります。隣接敷地の利用計画については未定です。
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