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大林組設計担当者 大野氏

PICK UP!! TOPICS

設計・施工
大林組 担当者インタビュー

新たな都心のライフスタイルを楽しめるイマジネーションランドやイマジネーションテラスを備えたパークタワー晴海。
その安心や快適を支えているのが、日本を代表する建設会社のひとつである大林組だ。
タワーの構造から、ランドスケープ、共用空間、開放的な住戸プランまで、
全域にわたる設計・施工を手掛ける大林組の担当者大野氏に、大規模なタワーを支える構造について聞いた。

独自のハイブリッド構造とは?

日本初(※1)免震×連結制振「DFSハイブリッド」を採用。
大地震をはじめ長周期地震動や中小地震にも対応する、安心感の高い構造。

DFSハイブリッド概念CG

パークタワー晴海に携わって、足掛け4年になります。はじめは全体の構成や共用空間の提案からスタートしました。その後、外観デザインや主要な共用部のデザイン監修に光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所(JMA)さんを迎え、三井不動産レジデンシャルさんを中心に、オリエンタルランドさんと私たち、4社がともになって現在の計画に至っています。
施工会社としての大林組の技術力が全体に活きていますが、お客様が最も関心を持たれるのは、これほどの大規模なタワーを支える構造のことと思います。パークタワー晴海は、面積でも高さでもかなり大規模な建物なので、どういった構造を与えるかがとても重要になります。そこで採用したのが大林組にて独自に開発した「DFSハイブリッド」という日本初の構造なんです。これは大きな地震の揺れを、地下に積層ゴムを挟み込んで軽減する免震構造に、連結制振構造のデュアルフレームシステ厶(DFS)加えたハイブリッド構造です。デュアルフレームシステ厶(DFS)は、やわらかな居住部の架構とその中心に配置した硬い連層耐震壁架構(本件の場合はタワーパーキングの架構がその役割を果たしています)の2つの揺れ方の異なる構造をオイルダンパーでつなぐことで揺れを吸収するシステ厶です。そのDFSを免震構造に加えたハイブリッド構造なんです。このハイブリッドのメリットのひとつは、一般の免震超高層建物で起こる可能性のある、地震がおさまった後も長く続く揺れや、強風による揺れをより早く収束することができることです。また、長周期地震動による揺れを軽減することができます。DFSはとても優れた構造ですが、地面に近い低層階ではガタガタと感じる揺れ(加速度といいます)が生じる場合があります。パークタワー晴海では免震構造によって地面と近い低層階の揺れも軽減することができます。つまり大きな地震をはじめ長周期地震動や中小の地震にも、全階にわたりより安心感が高い構造といえます。もちろん、揺れの感じ方は人によって異なりますので、揺れを感じませんとはいえませんが、一般的な免震構造や制震構造と比較して揺れは少ないし短くなるので、安心感があると思います。

外構計画模型(左から大林組設計担当 平柳氏・大野氏・矢野氏)

DFSのもうひとつのメリットとは?

住空間にさらなる開放感をもたらす。

外構計画模型

また、デュアルフレームシステ厶では柱や梁の架構の数を減らすことが可能になるため、住空間のプランニングの自由度を高める様々なメリットがあります。たとえば柱のスパンを一般的な耐震構造の超高層住宅であれば約6m間隔となるところを約9mにすることができます。柱と柱をつなぐ梁の設置箇所を少なくすることができるので、部屋の中に梁がでない住戸が多く生まれます。住戸の奥行を一般的な超高層住宅に比べて短く計画しているので、より多くの窓を設置することも可能です。天井の高さを2.6m,サッシの高さを2.3mとする十分な躯体の高さ(階高3.45m)を確保して、ダクトの梁型が出ないフラットな天井としています。このように開放感の高い住空間を実現できる構造なんです。住宅はスケルトン&インフィルなので、水まわりの位置を変えるなど、将来の大幅なリフォームにも対応しやすい。さらに、柱の間隔が約9mと大きく取れていることにより、1階建物内に車路を計画することが可能となり、外構に設ける車路を最小限にできます。DFSは外構計画の自由度を高めることにも貢献しているんです。

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  1. ※1大林組調べ
  2. 掲載の概念CGは計画段階の図面を描き起こしたもので実際とは異なります。
  3. 掲載の外構計画模型は計画段階の図面を元に制作したもので実際とは異なります。
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