三井の戸建建築アイデアコンペ

テーマ“「つながる」住まい”
授賞式を行いました!

環境、エネルギー、食糧、健康…世界が今後直面していく課題にいち早く取り組み、
世界の未来像をつくる街「柏の葉スマートシティ」の一角に、
エリア初の「ファインコート」※1となる〈ファインコート柏の葉キャンパス〉が登場。
今回“「つながる」住まい”をテーマに、街区内に建つことを想定した建築のアイディアを募集し、
最優秀賞を含む7作品が受賞作品に決定しました。
その内上位2名の受賞者を招いて行われた、授賞式の模様をお伝えします。
※1.〈ファインコート柏の葉キャンパス〉は「柏の葉スマートシティ」エリア内に誕生する初の「ファインコート」となります。

最優秀賞は、ハル設計事務所代表・木下健二氏
「それぞれの場所に包まれたみんなの場所」。
優秀賞は、山口貴司建築設計事務所・山口貴司氏「つなげる縁」。

約2ヶ月の募集期間で、ご応募いただいた作品の総数は96点。そこから社内審査によって入賞作品を7点まで絞った上で、一般の方を対象にweb人気投票を実施させていただきました。その結果をもとに最終選考を行い、最優秀賞と優秀賞を決定。そしてこの度、都内某所にて2名の受賞者を招き授賞式を行いました。
まず最優秀賞に選ばれたのは、ハル設計事務所代表・木下健二氏による作品「それぞれの場所に包まれたみんなの場所」。街と暮らしに対して“つながる”住宅として、外観は街並に馴染むナチュラルなデザインとなっていますが一方、内部に関しては、大きな吹抜によって個室とリビングがつながった大胆な設計が施されています。これは家族のつながりを重視したプランであり、〈ファインコート柏の葉キャンパス〉を選ばれるようなお客様のニーズに非常にマッチしているのではないか、という点が評価につながりました。web投票では、「プライベートと共用空間の取り方・遊び方が絶妙」「今の時代に合った家族像がイメージできる」「家族生活の原点回帰だ」といったコメントをいただいています。
そして優秀賞は、山口貴司建築設計事務所・山口貴司氏の作品「つなげる縁」。建物の2面に渡って大きな縁側が設けられ、そこを通して、お住まいになる方とご近所の方が緩やかにつながるようなプランとなっています。コミュニティ形成は、私たちが柏の葉の街づくりで重視していることのひとつでもあり、そのビジョンに合致していることから優秀賞に選出。web投票では「街から家の中まで風が抜けていくような、心地よさを感じた」「このご時世だからこそグッと来た」等のコメントをいただきました。

最優秀賞受賞 木下健二氏による「それぞれの場所に包まれたみんなの場所」

優秀賞受賞 山口貴司氏による「つなげる縁」

今後の商品企画にもつながる、
貴重なアイディアをいただきました。

  • 三井不動産レジデンシャル 千葉支店 事業室長 馬場一征▲

授賞式では弊社を代表して、千葉支店 事業室長の馬場より表彰状を授与させていただくと共に、講評をお伝えしました。 「弊社ではマンションの住空間コンペ(『三井住空間デザインコンペ』)は何年も前から行っていますが、戸建てでは今回が初の試みとなります。ご応募いただいた作品を拝見する中で、立体的な広がり、そして外とのつながりをどう持たせるか?というような点で、マンションに比べてかなりバリエーションが豊富であると感じました。 木下様・山口様のプランを始めとする入賞作は勿論のこと、その他の応募作品も、我々が通常企画している建売住宅にはない工夫やこだわりに満ちたものばかり。今回いただいた多くの個性あるアイディアを今後の戸建て開発にも活かしながら、より幅広い層のお客様に喜んでいただけるような住まいづくりを進めていきたいと思っております」。

家族が緩やかにつながる、
個室が共有側に“染み出る”ようなプランニング。

最後に、最優秀賞受賞者である木下氏より、作品に関するコメントを頂戴しました。 「当初から強く意識していたのは、3LDK・4LDKというような一般的な建売住宅のタイプを変えようということでした。とは言え建売の場合には必ず、リビングなどの共有スペースと個室という『場』が、基本的な機能として備えられています。これをいかに工夫するかという点について、最も苦心しました。 また私は、それぞれのプライバシーは保たれつつも個室にいる方が孤立化しないこと、それが家族の健全な住まい方のひとつであると考えています。そこから、個室が共有側に“染み出る”ようなプランニングにしようと思い至りました。個室の扉を引き戸にすることでリビング側に大きく開くようにしたり、吹抜と廊下の間を壁で遮らないようにしたり。そのような細かな要素の積み重ねによって、通常の建売住宅にある線引きや制約を少しずらすようなものができたのではないかと思います。 加えてマンションにはできないこととして、戸建てならではのダイナミックさが必要だということも当初から考えていました。そこで水平的な工夫ではなく立体的な工夫を意識した結果、吹抜や中二階を活かしたプランとなりました。 イメージした住まい方は、共有側に個室の内側の要素が広がっている…例えば子供部屋の中にあるようなポスターが廊下の壁にまではみ出ていたり、お父さんの趣味の鉄道模型が個室からリビングまで伸びていたり…。そんな愉しげな暮らしのシーンを想像しながら、完成した作品です」。

木下健二氏によるアイディアスケッチ

ファインコート柏の葉キャンパスファインコート柏の葉キャンパス