イメージづくり・リサーチ

住まいのかたち
一戸建て&マンション。あなたはどっち派?

住むなら一戸建て?マンション?どちらにするかは、大いなる悩みどころですね。今回は一戸建て・マンションそれぞれの住みごこちのよさを、ライフスタイルと重ね合わせて検証してみましょう。

建物から見た住みごこち

一戸建てとマンションは大きさや構造も違えば、長く住み続けるためのお手入れの仕方も違います。まずは、建物の視点から住みごこちを比べてみましょう。

一戸建て

工法は数種類。工期の短さが大きな魅力

一戸建ての工法には「2×4工法」「在来工法(木造軸組工法)」「プレハブ工法」など何種類かあり、それぞれに特徴があります。共通の長所は、何といってもマンションに比べて工期が短いので、入居までが早いこと。学齢期のお子さんがいるご家庭では入学・転校のタイミングに合わせた選択がしやすいですね。

工法の種類と特徴

2×4工法

床・壁・天井の6面で空間を構成することで高い剛性を発揮し、耐震性を高めます。また、柱のない大空間をつくりやすく、気密性・断熱性の高い住空間を実現しやすい工法です。

在来工法
(木造軸組工法)

基礎・土台の上に柱や梁などの木材を縦・横・斜めに組み上げる‘軸組み’によって建物を支えます。間取り変更を伴うリフォームが比較的しやすい工法です。

プレハブ工法

工場であらかじめ生産された柱・梁・屋根トラス・床・壁などの構造体を、建築現場で組み立てます。工場生産の比重が高いので現場作業が少なく、工期が短い工法です。

竣工後の販売も多いから、実物でナットク!

一戸建て住宅は一般的に、建物が竣工してから販売することが多いのが特徴。外観のデザインやカースペースの使い勝手、そしてもちろん室内の仕上げや設備などを実物で確認しながら検討できます。一戸建てを選ぶ方には、自分が購入する住まいをしっかり確認できる点を重視する方も多いようです。

リフォーム、建替えも思いのまま?!

将来のリフォームや建替えなどは個人の裁量で自由にできます。例えば、お子さんが独立してご夫婦二人になった時にはお部屋の中のリフォームだけでなく、改築や建替えで家のサイズを小さくする‘減築’ができるのも一戸建ての強み。ただし、地域や開発地内で建築についての制限がある場合があるので注意が必要です。

マンション

建物が長持ち!

マンションは鉄筋コンクリート造が一般的なため、木造建築と比べて建物が長持ちします。また、管理会社によって日常の管理業務に加えて、長期修繕計画が定められたり、建物の定期点検が計画的に実施されるため、ご自身で手を掛けなくても住みごこちが保たれる体制が整っていると言えます。

共用施設が便利、うれしい!

マンションに住む魅力のひとつは、共用施設。特に大規模マンションでは多彩な共用施設用意されていることが多いようです。小さなお子さんがいるご家庭では、わざわざ外に出かけなくてもマンション内に楽しい時間を過ごせる場所があって楽しい!便利!との声が多く聞かれます。

お部屋から見た住みごこち

「庭のある二階建ての一戸建て」「平面設計でラクラク、眺望のいいマンション」。あなたとご家族にとって暮らしやすいのはどちらでしょう?

一戸建て

部屋数の多さと広さがうれしい!

ファミリータイプのマンションは3LDKが主流なのに対して、一戸建ての多くは4LDKが中心と、間取りでは一戸建てがマンションを上回っていることが多いようです。各居室の広さも一戸建ての方が広めな傾向。ご家族の人数が多い、お子さんの年齢が高いご家族は一戸建てが住みやすそうですね。

二階建てだから個室のプライバシー性UP!

階段を介して上下階に部屋が分かれるので、個室のプライバシー性が高まります。また、二階建てのメリットを活かしてリビングや玄関に吹抜けを設けたプランもあり、住みごこちへのこだわりを満たしてくれます。

足音を気にしなくていいからノビノビ!

一戸建てはお子さんが走り回っても、他のお宅に響く心配がありません。気兼ねなく過ごせることは、住みごこちに大きくかかわりますね。ただし、窓が多いため意外と外部の音が気になるという方もいるようです。

念願の庭付きマイホーム!

庭付きが魅力の一戸建て。広さに合わせてお花を育てたり、家庭菜園を楽しんだり、お天気の良い日にはアウトドアリビングとしても。外部水栓が用意されているのであれば、夏にはお子さんたちのビニールプールも楽しめますね。

マンション

家族のコミュニケーションもスムーズ!

マンションはリビング・ダイニングが広く、日当たりや眺めの良い方向を向いている設計が主流なので、ご家族も自然とそこに集まりやすいとか。また、リビング・ダイニングから各居室に出入りするリビングイン設計を採用したプランも多く、家族のコミュニケーションが取りやすいと言えます。

平面移動だから、家事もラクラク!

お掃除もお洗濯も階段の上り下りがないから、マンションは家事の負担が少なくてすみます。最近は住戸内に床段差がないフラットフロアが多いので、掃除機かけもラクラク。お掃除ロボットも大活躍ですね。

眺めにこだわったお部屋選びも!

「せっかくマンションに住むなら眺めのいい部屋に」と、マンションは上層階の部屋が人気です。遠くの山並みが見えたり、夜にはきれいな夜景が見えたりと、眺望に優れた住みごこちにこだわった部屋を選べるのはマンションのメリットです。

管理・セキュリティから見た住みごこち

管理規約がない分ペットが自由に飼えるなど一戸建ては自由な部分が多くあります。一方、マンションはセキュリティや管理が安心。理想の暮らしに近いのはどちら?

一戸建て

快適環境を保つために町内会で協力し合って!

一戸建てにはマンションのような管理組合はありませんが、町内会で持ち回りでゴミ集積所のお掃除を行うのが一般的です。

ご近所セキュリティが効果的!

一戸建てでは個別にホームセキュリティに加入するのが一般的。また、特に大規模な戸建て街区では、街全体で、当初から集合セキュリティに加入していたり、巡回や見守りカメラを設置している場合もあります。と同時に、ご近所づきあいが活発だと、見慣れない人の往来やイタズラなどの抑制に効果を発揮するようです。

ペットの種類も頭数も自由度が高い!

マンションでは管理規約によってペットの種類や大きさ、頭数に制限がある場合が一般的ですが、一戸建ては大型犬も飼えるのなど自由度が高いのが魅力。お散歩に出かけやすいのも一戸建てならではのメリットですね。

マンション

セキュリティが充実で安心!

マンションでは一般的にエントランスから住戸玄関まで複数のセキュリティチェックが用意されています。例えばオートロックや防犯カメラ等がその一例。また、日中は管理員がいる場合や、場合によっては24時間有人管理を導入している物件もあり、セキュリティの充実でマンションを選ぶ方も多いようです。

エントランスのお掃除も植栽の手入れもラクラク!

管理会社によってエントランスなど共用部の日常清掃や敷地内の植栽の手入れ、建物の定期点検などが実施されます。手入れが行き届いていて気持ちよく暮らせるというのが、マンションライフが好まれる理由になっています。

ゴミ出しがラクラク

マンション内にゴミ置場が設置されているので、収集日や収集時間を気にしながらゴミ出しをする手間が省けます。また、24時間ゴミ出しができるマンションもあり、家の中にゴミを溜めずに済むので住みごこちが高まります。

地震に強い建物構造や備蓄倉庫など防災対策が充実

鉄筋コンクリート造に加え免震構造や制震構造、耐震構造などを採用するなど、地震への対策が充実。加えて、防災備蓄倉庫や自家発電装置を設置しているところもあるなど、マンションだから実現できる備えに安心感が高まります。

お金のことから見た住みごこち

購入時にかかる費用や購入後に必要な住居費、資産価値。一戸建て、マンション、それぞれの特長を見てみましょう。

一戸建て

管理費や修繕積立金がいらない!

住まいを購入した後は、住宅ローンに加えて住まいの維持費がかかります。一戸建ては庭や建物のお手入れはご自身で行うため、マンションのような毎月の管理費や修繕積立金が不要。購入後の住居費は一戸建ての方が一般的には安く済むと言われています。

マンション

物件価格も購入諸費用もマンションの方が割安!

物件価格のほかに購入時に必要な登録免許税や特約火災保険料などは、マンションの方が安いケースが多いようです。マンションの方が土地の持ち分が少ないことが多いため、登録免許税が安くなることや、鉄筋コンクリート造なので特約火災保険料が割安などの違いが出ると言えます。また、購入後にかかる固定資産税・都市計画税は土地と建物にかかるため、土地面積の広い一戸建ての方が一般的には高めです。