売買物件
取引きの対象となる不動産の基本的な事項を記載しています。
土地
所在・地番
「地番」とは登記記録※1に記載される、1つ(一筆)の土地ごとに付けられたその土地を特定するための番号で、郵便等日常の生活をするうえで使用する「住所(住居表示)」とは異なります。なお、住所(住居表示)につきましては、確定後、マンションのお引渡し日までにご案内いたします。
地目
土地の現況および利用目的に応じて定められており、土地の登記記録に記載されています。
面積
実測面積に基づいて記載しています。
共有持分
マンションの場合、土地は区分所有者※2全員の共有になります。それぞれの「共有持分割合」は、住戸の専有面積(壁芯面積)によって定められます。
- ※1 登記記録
- 土地や建物の権利関係を明確にする記録(データ)のことをいいます。法務局のホームページ等で閲覧・取得ができます。
- ※2 区分所有者
- 土地や建物を区分所有している全ての所有者のことをいいます。
専有面積(ご契約住戸)
総専有面積(全住戸の専有面積の合計)

建物
形状:構造
建物がどのような構造で建てられているかを記載しています。
- マンションのおもな構造
-
鉄筋コンクリート造(RC造)
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
屋根のおもな形状
マンションの屋根の形状は、平らで傾斜がない「陸屋根(ロクヤネ・リクヤネ)」が多くみられます。その他、「切妻屋根(キリツマヤネ、一戸建に多くみられる山形の屋根)」等の形状があります。

陸屋根

切妻屋根
形状:面積
建物全体を真上から見た際の外周で求めた面積(水平投影面積)である「建築面積」と建物の各階の床面積の合計である「延べ面積」を記載しています。


専有部分
マンションの場合、エントランスや共用廊下、電気設備等、区分所有者全員で使用する「共用部分」と単独の所有物となる「専有部分」とに分かれます。ここには、売買物件の専有部分の面積と面積区分を記載しています。
マンション各住戸の広さを示す専有部分面積の表示
「壁芯面積」は建築基準法に基づく面積のことをいい、「内法面積」は不動産登記法に基づく登記記録上の面積のことをいいます。
住宅ローン控除を受ける際や、登録免許税等税金の算出時には、登記記録上の面積である「内法面積」が基準になりますのでご注意ください。
※パンフレット(図面集)に記載されている専有面積は「壁芯面積」です。
※新築マンションの「内法面積(登記記録上の面積)」は、原則、建物完成後に土地家屋調査士が現況調査・測量のうえ建物表題登記時に確定いたします。

共用部分、共用付属施設等
「共用部分」や「共用付属施設」についても土地と同様に、区分所有者の共有となり住戸ごとに決められた持分割合で所有することになります。ここでは、売買物件における共用部分および共用付属施設等とは具体的に何を指しているかを記載しています。
共用部分とは…
建物の専有部分以外の部分(エントランス、共用廊下、エレベーター設備等)を指し玄関扉やバルコニー、窓ガラスの外気に面する部分等も含まれます。
共用付属施設等とは…
フェンスや植栽、街灯、その他施設等、建物以外で敷地内にあるものを指します。

取引後の権利の種類
お引渡し後の土地および建物がどのような権利を有するのかを記載しています。