
構造概念CG
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構造概念CG
STRUCTURE
制震・制振構造
地震の多い日本の建築基準法は世界的に見ても非常にレベルの高いものです。基本になっているのは、中小規模の地震に対して建物の損傷を防止するとともに、数百年に1度の確率で起こる大規模な地震に対して、ひび割れ等の損傷は受けても建物を崩壊させず、人命を保護するという考え方です。当マンションは建築基準法に適合する構造を採用するとともに、建物の一部に地震の揺れを制御する制震・制振部材を配置。地震が起きた際には、組み込まれた制震・制振部材が地震のエネルギーを吸収し、建物全体の揺れを抑えます。 ※建物周辺の構築物、外構・植栽、ピット内の配管等については、制震・制振構造となっておりません。

壁型摩擦ダンパー概念図
住宅高層部平面架構図
基礎構造(直接基礎)
基礎は建物の荷重を直接受け支え、支持地盤に伝達する最下部の構造体です。当マンションでは、建物の底部にコンクリート耐圧盤と設け、建物の荷重を直接支持地盤で支える直接基礎を採用しています。直接基礎を採用できるのは、確かな強さを備えた地盤があってこそ。事前の敷地調査とボーリング調査、標準貫入試験などの地盤調査を実施し、強固な支持地盤であることを確認しています。

基礎構造概念イラスト
DISASTER PREVENTION
管制運転付エレベーター
エレベーターには地震管制装置と火災管制装置(非常用エレベーターを除く)を装備。また、停電時には専用バッテリー電源により最寄り階に着床します。さらに天井の停電灯が点灯するとともに、停電時でも作動するインターホンで外部と連絡をとることができます。また、当マンションでは、壊れにくく復旧しやすい耐震クラスS仕様の非常用エレベーター※1を導入しています。 ※1. 自転車用エレベーター、低層・中層・高層エレベーター以外の地下1階~3階までのエレベーター(エスカレーター脇の1階~3階までのエレベーターなど)を除く。
※2. エレベーターの走行に支障があると感知した場合は、非常停止します。安全上ドアが開かない場合があります。
地震発生時概念図
非常用発電設備
災害時に停電になった際は非常用発電機が作動し、法的に必要な消防設備、非常用エレベーターや共用部の保安照明、防災センター、防災倉庫などの災害対策拠点の電気設備へ電力を供給します。非常用発電設備の備蓄燃料は法定時間稼働可能な量以上を確保し、運用スケジュールを策定します。

非常用発電機(参考写真)
非常用貯水槽
災害時でも共用トイレが利用できるよう、排水用に使用する水を貯水できる非常用貯水槽を設けています。 *内外部のインフラ状況等により使用できない場合があります。
防災倉庫・災害対策拠点
防災備品を収納した防災倉庫を、一部を除く住宅基準階に設置しています。この防災備品は共助に必要な備品を中心に取り揃えています。合わせてエントランスホールを災害対策拠点とし、お住まいのみなさまが共助活動を行う場所としています。

主な防災備品の一例 *写真は全て参考写真です。
SECURITY
ダブルオートロック
メインエントランスには、居住者や来訪者と共に入館する侵入手口を抑止する、ダブルオートロック方式のカメラ付オートロック操作盤を設置しています。
ダブルオートロック概念図