エントランス完成予想CG
STRUCTURE
タワーレジデンスに求められるのは
単なる強度ではなく“揺れを制御する思想”
揺れに耐えるのではなく、
揺れを受け流す免震構造
パークタワー栄では、地震の揺れを建物へ伝えにくくする免震構造を採用しています。将来想定される地震動を踏まえた構造解析に基づき、地震の揺れを建物に伝えにくい免震構造を採用し、国土交通大臣認定※を取得した構造設計としています。安全な住まいをお届けするため、確かな安心を支える構造品質を追求しています。
※高さが60mを超える建築物は安全上必要な構造方法に関して国土交通大臣が個別に構造安全性等を審査・認定する制度があります。
免震構造概念図
免震装置配置(免震ピット平面)
建物1階床下に免震ピットを設け、複数の免震装置を組み合わせて配置。地震の揺れを建物へ伝えにくくする仕組みにより、建物の重量を支えながら揺れ幅を低減し、地震後には建物が元の位置へ戻るよう配慮した免震システムを採用しています。
※本計画では、天然ゴム系積層ゴム支承、錫プラグ入り積層ゴム支承、弾性すべり支承、転がり支承、オイルダンパーを採用しています。免震装置を適切に組み合わせて配置することで、地震による揺れを建物へできる限り伝えにくい構造としています。

免震装置配置概念図
天然ゴム系積層ゴム支承
建物の重量を支え、水平方向に変形することで、地震の揺れを建物に伝わりにくくしています。減衰機能があるダンパーとの組み合わせが必要になります。 錫プラグ入り積層ゴム支承
天然ゴム系積層ゴム支承の中心部に『錫プラグ』を内蔵した装置となっています。『錫プラグ』部が水平方向に変形することで減衰機能を発揮して、建物の揺れを低減させます。『錫プラグ』は類似製品である鉛プラグと比較して約1.7倍のエネルギー吸収力があり、地震時や強風時に対する免震層の安全性を確保しています。 転がり支承
ボールベアリングを用いた直動機構を井型に組み合わせることにより、水平方向に自在に動く支持装置です。水平抵抗が極めて小さく、上下方向の大きな引張力にも抵抗でき、引抜力が働く柱の直下に配置しています。 弾性すべり支承
天然ゴム系積層ゴムの下部にすべり材を装着した「積層ゴム」部分と、SUS 材を主体とする「すべり板」部分により構成されます。小変形時には積層ゴムが変形し、変形が増大すると、すべり材とすべり板間ですべりが発生し、変形に追従します。すべりが発生すると復元機能がなくなるため、復元力がある積層ゴム支承との組み合わせが必要になります。 オイルダンパー
揺れが起きると振動により発生する外力がロッドを伸縮させ、油室のオイルを圧縮します。この時、圧縮されたオイルがバルブを通過することにより、振動エネルギーを熱エネルギ―に変換し、減衰機能を発揮します。 ダブル配筋
壁面の鉄筋を格子状や箱状に組み上げる工程で、鉄筋を二重に組むダブル配筋を標準施工しています。
溶接閉鎖型せん断補強筋
建物の柱の帯筋に継ぎ目を溶接した、溶接閉鎖型のせん断補強筋を採用。フック加工のみの帯筋よりも、せん断力や圧縮力に対して、力強く抵抗します。
鉄筋コンクリートのかぶり厚
コンクリートの中性化が極度に進むと、コンクリートの中の鉄筋は錆びやすくなります。鉄筋が錆びると膨張し、コンクリートの破損の原因になります。これを防ぐひとつの策が、鉄筋を包むコンクリートの厚さ「かぶり厚」を適切に確保すること。検査を行い、しっかりと確認しています。
コンクリート品質
コンクリート耐久設計基準強度(構造物および部材の供用期間に応じた耐久性を確保するために必要とする圧縮強度)の概念を導入し、柱、梁といった構造躯体については設計基準強度30N/mm²※以上としています。
※30N/mm²とは、1㎡あたり約3,000トンの圧縮に耐えられる強度を意味しています。
