建物の正面であるファサードは、垂直と水平のラインを白で強調したシンメトリックなデザインにより、端正さと品位を創出。バルコニーには乳白のガラス手摺とアルミルーバー手摺を組み合わせ、変化のある表情が生まれるよう構成。最頂部のスカイラインはウイングを広げたような特徴的なデザイン。基壇部にあたる2階部分には重厚感のある素材で仕上げ、建物にグレード感を与えています。
外観(2023年11月撮影)
豊かな緑の潤いを感じながら、ゆったりとした階段を上がっていけば、悠然と佇むゲートが迎えてくれる。そんな、住まう方に帰宅への高揚感をもたらす、高品位レジデンスの顔にふさわしいエントランスを創造。ここから出かけ、ここに戻ってくる、そんな日常のシーンにも、上質な暮らしの歓びを実感できます。
常緑樹のソヨゴの株立を中心に、橙黄色の花を咲かせるキンモクセイや赤い実をつけるナンテンなどを植込み、豊かな彩りに配慮するとともに、自然石も配し、趣ある風景を創出した坪庭。エントランスホールからELVホールにかけての空間に明るさと開放感をもたらし、日常に潤いを与えます。
2023年11月撮影
工事中の現地写真(2023年9月撮影)
建物の妻側から袖壁にかけてはライトグレー系のタイルを採用し、洗練されたイメージを創出。バルコニーが並ぶファサードは、垂直に伸びるマリオンと水平のスラブラインを白の吹付タイルで仕上げ、洗練された表情を際立たせました。基壇部のバルコニー手摺にはボーダータイルと3段のアルミトップレールで格調高く構成。エントランスのゲート部分には重厚な600角の大判タイルを採用し、風格を演出しています。
東側の公道沿いにはゆったりと植栽スペースを設け、常緑高木を中心に常緑中木から、低木、地被類まで多種の植栽を混植することで、変化に富む緑豊かな風景を創出。季節ごとの彩りと風情が、街並みに潤いを与えます。また、中庭は常緑高木・中木、低木、地被類を、工夫を凝らして配置し、各階の共用廊下から趣ある風景を望めるよう計画しました。
※掲載の敷地配置イラストは、周辺建物や道路等の一部を省略・簡略化の上表現しており、実際とは多少異なります。
※掲載の植栽写真は全て参考写真です。