歴史に紐づいた「檜」をモチーフに「HINOKI TOWER」としてストーリーを展開。 歴史に紐づいた「檜」をモチーフに「HINOKI TOWER」としてストーリーを展開。

エントランス外観 エントランス外観

「パークコート赤坂檜町 ザ タワー」はどのようなストーリーを描き具現化したのか、開発に携わった3名の担当者より紹介します。 「パークコート赤坂檜町 ザ タワー」はどのようなストーリーを描き具現化したのか、開発に携わった3名の担当者より紹介します。

三井不動産レジデンシャル株式会社都市開発一部 事業室 三井不動産レジデンシャル株式会社都市開発一部 事業室

この立地だからこそのコンセプト この立地だからこそのコンセプト

石渡

計画地は、都心の一等地にありながら、豊かな緑を愉しめる贅沢な場所。東京ミッドタウンに隣接しており、檜町公園を含めた広大な緑がそばにありながら、東京ミッドタウンとは分断された崖下に位置していました。そこで、この分断を解消するため、計画地を緩やかな斜面に変え緑地帯として再生。傾斜地を活かした緑の景観を創出することで、まずは、ランドマークの一体感を表現しました。
さらに、この物件特有の要素とはなんだろうと、いろいろ歴史を紐解く中で、かつてこの地は檜の群生地であったことがわかりました。その「檜」をモチーフに、超高層タワーを1本の檜の大樹として表現することで、ランドスケープで平面的に自然を蘇らせたのに続き、立体的にも、この地の自然を体現させる、というストーリーが明確になりました。その立地ならではの価値、そこに誕生する物件ならではの存在感を見出すためには、まずはストーリーを打ち立て、全員で共有することが極めて重要なのです。

外観外観

概念図

「自然」を感じるための細部へのこだわり 「自然」を感じるための細部へのこだわり

藤原

「HINOKI TOWER」というコンセプトを、建物の足元から頂部まで、さらには空間内部の設えにまで一気通貫させ、きめ細やかに落とし込んでいきました。タワーの外装は木目柄のフィンを採用し樹皮に覆われた「幹」を、タワー頂部にはグリーンキャノピーを設け「樹冠」を表現。また、ランドスケープと一体的な水平ラインで構成され、左官壁と砂岩で設えられた1階エントランスは「HINOKI TOWER」の根付く「大地」を表現しています。

金丸

細かいところでは、空間に置くアート一つにも細かくこだわっています。たとえば、エレベーターは、大樹を貫く「道管」をイメージしているので、水を感じさせるアートにする、というふうに。

藤原

ストーリーを具現化するためには、何にこだわり、譲ってはいけないのか。そこを細かく判断しコントロールしていくことも、開発担当者の重要な仕事です。

3F Lounge・Green Canopy & RF Sky Deck 3F Lounge・Green Canopy & RF Sky Deck

Elevator Hall・1F Lounge・Hinoki Fin Elevator Hall・1F Lounge・Hinoki Fin

誰にも「わかりやすい」表現であるために 誰にも「わかりやすい」表現であるために

石渡

大切なのは、一貫したテーマを、誰もが理解できるよう、いかに具現化していくかだと思います。プロジェクトに関わる全員がコンセプトを共有するのはもちろん、すまう方々にわかりやすくアウトプットしていくことが重要。だからこそ、デザイン一つひとつにどんな意味があり、それがお客様のくらしの中にどう関わるのか、ということは常に意識するようにしていました。

藤原

見た目が際立っていて、今までに見たことがないものは評価されるのだと思いますが、デザインが先行し、独りよがりになってしまうことは避けなければなりません。

石渡

開発担当者として忘れてはいけないのは、すまう方の視点に立つということです。お客さまは365日、何十年間もそこにすみ続けるわけです。お客さまに代わって、何度も何度も現場に足を運び、すまう方のくらしをきめ細やかに想定することが、なにより大切だと考えています。

外観 外観